息子の卒業式の日の涙

目安時間:約 2分

先日は、息子の小学校の卒業式でした。息子よりも私の方が、ずっと寂しさを感じていたと思います。

春は節目の季節でもあるがゆえ、「もう戻らない月日への思い」を巡らしておりました。


「もう決してやらない事への寂しさ」が次々と思いだされました。




毎朝の登校班の集合時間に遅れないように、息子と一緒に集合場所へ行かなくてもいい。

見守り旗当番のおじさんに、挨拶をすることも、もうない。

しょっちゅう息子を学校に送ってあげることも、もうない。


ラジオ体操のはんこカードを、もう探さなくてもいい。

担任の先生からの電話も、もう来ることもない。

裏側の門をくぐって、大きなイチョウの木を見上げることも、もうない。

同じクラスの子供たちに、手を振ることも、もうない。


連絡帳に、先生とやりとりすることも。

面倒だと思っていた懇談も。

地区委員として、時にはトラブルがあったことも。


もう過ぎ去り、二度とない。当たり前だった日々の断片は、もう二度とこない。

色々嫌なことも、辛いこともあった。だけどそれも、「生きていたからこそ」でした。

この6年間は、親子ともども、すごく頑張った日々でした。
私にとってこの6年間は、以前の私からは考えられないほど成長できた日々でした。


生きているからこそ、味わったさまざまな思いを。この先もずっと忘れないでいこうと思っています。
そう、私たちは、生きているからこそ、たくさんの苦しみを味わいます。

だけどそれも、「生きているからこそ」なのです。

生きるとは、私にとって、自分の中にある感情を味わい尽くすことでもあるのです。







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半澤登志子

スピリチュアルカウンセリング ヒーリングサロン

True Blue 代表

スピリチュアルティーチャー、女神の側面から

癒しを促進し、本当の自分に目覚めるためのボディワークセラピー、カウンセリング、ヒーリング、エネルギー伝授を提供。

どんなに辛く、希望がない時でも、自分の全てを受け容れてくれる人がいれば。

その人は救われ、その人だけの幸せに目覚めていきます。

あなただけの幸せを知るためのお手伝いが出来たら、とても嬉しいです。

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