感謝と幸福感との関係

目安時間:約 5分


大切な感情、「感謝」「ありがたみ」
感謝は大切だと、思わない人はおそらく1人もいないと思いますが、
実際に日常生活で、感謝を感じられる時が、どれだけあるでしょうか?


感謝の波動を発すると、それが言葉や、態度へと表現されてゆき、
周りの人にも良い影響を及ぼし、人間関係が良好になってゆくと言われています。


誰かに、「ありがとう」と言われて、嫌な気持ちになる人はいませんよね。
ありがとうと言われたその人は、また別の人に、「ありがとう」を渡してゆき、
それが周囲に広がっていき、循環していきます。


人は、やって貰ったことを、自分もやってもらおうとします。
感謝をすると、それが自分に返ってきて、
感謝したい出来事が、引き寄せられるとも言われています。


引き寄せには時間がかかったとしても、
ありがとうと言っただけで、すぐに目の前の人から笑顔が返ってくる。
これだけでも自分が満たされる行為ですよね。

ですが、感謝は意外にも難しい行為です。
特に苦しい時は、苦しみに没頭しているので、
感謝をするのが難しくなっている状況になります。



感謝というのは、「意識的に選択する意識、行為」です。


意識して、自発的に、思い出してゆかないと、すぐに忘れていく、そういうものです。
ですので、普段から訓練のようにやっていけるといいのです。



人はどうしても、今あるものを、当たり前だと思ってしまいます。
少し時間をとって、今日常にあるものを、
実は当たり前のものではないことを、思い出してみて、
ノートなどに書いてみる事も、いいかもしれません。


それは、時間をとって、感謝できるものを、「探してゆく」行為です。

例えば、



今、呼吸をしていること。
目が見える、耳が聞こえること。小鳥のさえずり、子供の声が聞こえること。
キラキラ光る太陽が見えること。


疲れるかもしれないけれど、仕事があること。
お腹が空いたら、食べるものがあること。
今飲んでいるコーヒーが、美味しいと感じられる。
手足が動き、歩くことができる。


こんな小さなことからも、感謝を意識的に選択して、感じることができるのです。
日常的に感謝をする習慣がつくと、苦しい状況の中でも、感謝を見出すのが容易になります。

今、これを読んでいる方の中には、
苦しくて、八方塞がりの方もいらっしゃるかもしれません。
感謝などできないと、絶望的になっている方もいらっしゃることでしょう。

ですが、どんなに苦しい状況からでも、感謝という意識、行為を、選択することはできます。


これは、「感謝をしなさい」という、道徳的な事を言いたいのではありません。


感謝は、愛です。他者に向ける感謝でも、自分に向ける感謝でも、それは紛れもなく、
「愛」なのです。
感謝の言葉、行為、態度は、愛が人間にわかりやすいように表現されたものなのです。


そしてその愛は、どんなに与えても、与えても、尽きることはありません。
お金のように、使ったらなくなることはありません。
むしろ、使えば使うほど、与えれば与えるほど、循環して大きく返ってきて、
どんどん増えてゆくものなのです。


その、感謝という愛を、どうぞご自身に向けてあげてください。

苦しくても、辛くても、こうして精一杯生きている、生きてきた自分に。
「ありがとう」と、感謝の気持ちを込めながら、労ってみましょう。
耐えてきた自分、困難に立ち向かった自分を、誇りに思いましょう。
感謝という愛を、たくさん自分に与えてあげましょう。




人間には、どんなに苦しくても、絶望しても、前に進もうとするパワーがあります。
その時、感謝という愛は、大きなサポートになってくれるでしょう。

あなたが自分だけの人生を生きた証が、自分への感謝で明らかになってゆくのです。




何も感謝など、できない。
そういう方は、「今、ここに、生きている」この事に、感謝をすることを勧めます。


死んでしまっては、何もかもが終わりなのです。幸せも終わります。
幸せだという、その概念も、死んでしまうと終わります。



生きてさえいれば。私たち人間は、幸せになることができるのです。
生きている。ただそれだけで、本当は素晴らしいことなのですから。











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半澤登志子

スピリチュアルカウンセリング ヒーリングサロン

True Blue 代表

スピリチュアルティーチャー、女神の側面から

癒しを促進し、本当の自分に目覚めるためのボディワークセラピー、カウンセリング、ヒーリング、エネルギー伝授を提供。

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