
自己実現を目指したいなら
このお話は、自己実現を目指し、自己肯定感を上げ、
しいては魂の成長を達成してゆくために、とても役に立つかと思います。
光と闇。人間であれば、誰しもに内在している側面であり、
どちらもあってこそ、自分自身です。
まるで、コインの裏と表のようですね。
光は、
●魂が成長されていくにつれより輝いてゆく、人間として素晴らしい側面です。
●光が顕れている時、私たちは、ポジティブで前向きな気持ちになります。
自分の光をひろげていき、世界に顕したい、太陽のように、内面が光り輝いている人になりたいと、
誰しもが望みます。
ですが、光があれば、もちろん闇も存在します。
闇は、
●「見たくない」「認めたくない」と、受け容れられない側面です。
●憎しみ、怒りなどのネガティブに感じるものですから、不快な気持ちになります。
「光だけを広げて、闇の部分は見ないようにすれば、心地よい」
人間であれば、こう思うのも当然のことですが、
私たちは、人間であるからこそ、闇の部分もみていかなければなりません。
コインに、裏と表があるように。
昼と夜があるように。
闇の側面は、絶対に存在しているものであり、それも含めて、
自分自身だからなのです。
闇=シャドウとは一体なんなのか
自己実現を達成したい、自己肯定感を上げたいなら、
「ありのままの自分を受け容れる」のが大切だと、よく言われますね。
これは、自分の闇を受け容れてゆくことから始まるといっても、過言ではありません。
必ず内在する闇=シャドウと向き合っていかなくては
いけないのです。
シャドウというのは、自分が見たくない、受け容れられない側面です。
シャドウから逃げると、そのシャドウは、逃げないで見てほしい、受け容れてほしいと、訴えてきます。
言わば自分の中の子供の部分、インナーチャイルドに似ています。
みてもらえない、かまってもらえない子供は、なんとかして親に、自分のことを見てもらいたいと
悪戯したり、ちょっかい出したりしますね。
シャドウの訴えは、他者への投影として始まります。
自分のシャドウを他者に投影すると、はっきりと見える、わかりやすいので、
他者の言動が不快に感じます。
例えばですが、親への怒り、恨みというシャドウを持つ人は、
家族を持った時に、配偶者にシャドウを投影して、配偶者に怒り、恨みを持つようになります。
また、長男長女、第一子は、親の投影を受けやすいので、
もし子供にイライラするところがあったら、自分のシャドウを投影しているかもしれません。
シャドウは、癒しを待っている
前述で、シャドウは見てほしい、受け容れてほしいとして、
他者に投影されると言いました。
なぜ、シャドウはそういった現象を起こすのでしょう。
そう。シャドウとは、癒しを待っている部分です。
シャドウに向き合えば、向き合うほど、シャドウは癒され、解放されていきます。
そして光も大きくなっていきます。すなわち、魂が成長され、人間的にも成長され、
自己肯定感も上がっていくので、
悩みが悩みでなくなり、どんどん生きやすくなっていきます。
シャドウは光が大きくなると、同じように大きくなりますので、
また癒されたくて出てくるのですが、
恐れずに向き合っていくと、また癒され、光もまた大きくなってゆく。。。
これが3次元での、闇と光の特徴です。
まとめ シャドウに無理なく向き合っていくために
シャドウに向き合っていく姿勢は、自己実現を達成し、自己肯定感を上げ、
魂を成長させるのに、はずせない姿勢なのです。
自分は、シャドウを他人に投影してるかな?と思ったら、ぜひ
心の中をよく見つめ、内省してみてください。
カウンセリングでは、人間関係に悩む人が、シャドウに向きあうタイミングかどうかも、
常に丁寧に探っています。
シャドウに向き合うには、時間も勇気も必要ですが、
劇的に世界観が変わってゆくので、この大切さも時々、カウンセリングの中で
お話しさせていただいています。