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カウンセラーとクライアントの対等な関係を理解する

目安時間:約 3分

●初めての方はコンサルテーションから●


●ゲシュタルト療法のマインド●


今日は、私が大切にしている、クライアントとの「対等意識」について書くのですが、
その前に、ゲシュタルト療法について触れさせてください。



ゲシュタルト療法は、1950年代に、ユダヤ人の精神分析医フリッツ・パールズと、その妻ローラ・パールズによって開発されました。

この療法の概念には、

●「今、ここ」に焦点を当てる
●気づきの重視
●自己責任感覚
●感情の受容
●自己成長
●自分の行動、姿勢、呼吸、身体の感覚などの観察

などがあります。



さらにゲシュタルト療法では、
クライアントとカウンセラーは、対等の関係だ」という、
いわばカウンセラーのマインドとして、大切なことを訴えています。


個人的な解釈ですが、

カウンセラーは「クライアントをなんとかしてあげよう、助けてあげよう」といった意識ではいけない。
クライアントも、「カウンセラーになんとかしてもらおう」という意識ではいけない。


互いに優劣がなく、上下関係ではなく、お互いが対等の関係である。
そして、お互いを尊重し、依存しあうことなく、
責任を持った態度で接してゆく。
こういった、姿勢なのです。



●人を助けようとは思わないこと●

私は、リンパマッサージや、エステ、指圧、足ツボなどのセラピストを
長年行ってきました。
そしてこの世界でも、お客様にも、常にこういった意識を持つことが大切だと学んできました。


「私が身体を楽にしてあげよう」ではなく、相手の自然な治癒力を信じて、こちらとしてはできることを、淡々と、かつ丁寧に、行っていく。誰でも、自力で身体がよくなっていく力を持っており、その方向にいくように、こちらはサポートするだけなのです。



この考えが身についていたので、「カウンセラーとクラインとは対等である」という、
ゲシュタルト療法を行う上でのマインドは、とてもしっくりきます。



●具体的な意識●


例えば、
上司だからといって、変にペコペコしたり、または納得がいかなくても、嫌われたくないから、怒られるからという理由だけで、言いなりになったりしない。
雇われている側の、主張するべきことは、きちんと主張する。



子供だから、親の言うことには従うことだ、と言う考えを手放す。
子供でも、1人の独立した人間として、対等に接する。何か訴えてきたならば、
頭ごなしにしからず、きちんと聞く。


難しいですか?
でも、自分だって対等に接してもらいたいなら、他人にもそう接するべきです。
今日からぜひ、対等な人間関係を創りたいなら、自分ならどうするだろうかと、
意識してみてください。


人と接する時に、上下関係ではなく、優劣をつけるのでもなく、
お互いを尊重すること。
全ての人間関係の構築において、大切なことであり、
カウンセリングにおいては、クライアントが成長してゆく過程において、
とても重要なことだと私は思っています。



















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半澤登志子

スピリチュアルカウンセリング ヒーリングサロン

True Blue 代表

スピリチュアルティーチャー、女神の側面から

癒しを促進し、本当の自分に目覚めるためのボディワークセラピー、カウンセリング、ヒーリング、エネルギー伝授を提供。

どんなに辛く、希望がない時でも、自分の全てを受け容れてくれる人がいれば。

その人は救われ、その人だけの幸せに目覚めていきます。

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